ガールズバーの釣り広告の話(前編)
前回、こんな感じで始めてみたわけだけど……
実際このブログを始めたきっかけはタイトルを見よ。
この話を書きたかったからっていう。
面白い話聞いたら「王様の耳はロバの耳ーーー!!」したくなるじゃん?
そういうことである。
さて。どうしてガールズバーのバイトをしたい!なんて思ったかというと、単純にお金が欲しいからである。
オタクは金がかかる。し、クレカの支払いは有るし今までクレカのキャッシングでどうにかギリギリ凌いでたのもだいぶやばくなってきた。
っていうのと10万くらいの借金がある。
借りてる金はなる早で返したいのは当然。
そこでバイトというわけだが、実は先日、掛け持ちで主な収入源だったバイトを辞めている。これはいろいろ理由があるけど、簡潔に言うと上司が私に対して気持ち悪かったのと労基法無視労働に耐えられなかったからだ。(そのうち書くかもしれない。)
で、探すバイトの条件は以下に。
・できれば短時間で。(一応普段は学生)
・かつ時給が高くて
・週1~2回でも大丈夫
という感じ。
この超わがままを叶えるのはかなりきつい。
イベントバイトとか軽作業系バイトとかも登録してるけど、居住地が微妙すぎてあんまりいい案件もない。
諦めきれない私は水商売系に片足突っ込もうと思ったわけである。
体験入店という制度が世の中にはあるらしい。もしかしたら少しでも稼げるのでは?っていうのが本音。
そして「この顔・喪女度で雇われることは可能か?」という女子として厳しい現実も見て冷静になろうというのもまた本音。
「顔採用で落とされるのか、愛嬌とかトークと礼儀正しさ(あまり全体的に自信はないが)で雇ってもらえるのか」
大事な問題である。
体入サイトとかでいろいろ調べて、キャバクラはなんとなく合わなそうだなと思った。セクシーなドレスとか着られる気がしない。
バニーとか胸ガバガバになるべ。
あとポーチとかドレスとかを用意するお金もないしな……
だったら私服でも可なガールズバーを探して体験入店しようという結論を出した。
先に、居住地が微妙と書いたが、住んでいるのは関東だけど都内じゃない。でも都内の大学に通ってる。
こういう人間は困ったことに交通費とか通勤時間という概念が都内済みと大いに違う。片道1時間だろうが往復2000円だろうが、「学校行くのと変わんないしいいや」になるわけだ。(今回はこれのおかげで助かったので困ったとも言い切れない。)
紆余曲折の末、「大手求人サイトに載ってる」「昼間から開いてて」「体入時給2000円以上で」「週1〜可」「終電上がり可」「1日3時間〜」「連絡先交換・ノルマなし」。
おお!サイトの求人だけなら完璧ではないか!
しかし店名でググっても箸にも棒にもかからない。うーん。
結局、タウ◯ワー◯を信じてノリで面接を予約した後寝落ち。
朝起きたら予約後すぐ返信が来ていたらしくてビビった。
開封の儀。
………。うーんなんていうか割とその、「礼儀のレの字もねえ!」って感じのメールが来てた。すげえ。こんなメールもらったの、1ヶ月だけやった居酒屋バイトのワンマン店長以来だ!おらワクワクすっぞ!
何通かメールをやり取りし、面接の日取りも決まる。
「カジュアルすぎない服で」ってなんやねん!と思いつつオフィスカジュアルを目指した服でいざ出陣。
続きは後編へ。