ガールズバーの釣り広告の話(後編)
さて、前回のブログで面接を取り付けた話をしましたね。
今回は面接に行った話をします。続きです。
☆面接当日☆
当日。前回礼儀がどうのと言ってたくせに遅刻。(出口がたくさんあるS駅を恨む)。
ほんとどの口が言ったんだよ。(この口だよ!)
だからかは知らないけど、ピンサロとヘルスの勧誘をされた。
一応知恵袋とかで「ガールズバーに応募したらピンサロの求人だったみたいで、1日だけと思って受けちゃいました(泣)どうしよう……」みたいなのを読んでいたので、「これが噂のピンサロの勧誘か!」と心構えだけはできていたから対処はできた。
ちょっと詳しく聞いた話を書きましょう。
まず、面接はお店ではありませんでした。喫茶店でした。もともと「面接は店でやる」と書いてあったので、ちょっと「ん?」となる。
「お客さん来ちゃったんで〜」とは聞いたけど、
内心(それは何とでも言えるよな!)と思う。
店を見せてくれないのは怪しいな〜と思いつつ喫茶店へ。
履歴書を書く。源氏名とか書く欄もあってほー、という感じ。
あと年齢を偽れないようになのか、干支とか西暦と元号のトリプルで書くようになっていた。
そこで面接官から話を聞く。
まずこちらの志望動機を聞かれる。
初めてなので、馬鹿正直に答える私。
「週2〜3回、短時間で働きたい」と。
そこからの面接官氏、懇切丁寧に教えてくださる。
面「こういう業種ってどの時間が一番客来ると思う?」
私「やっぱり夜→朝→昼ですかね……」
面「その通りです。」
面「それでね「週1~とか3時間~」とか書いてあるお店もあるけど、どうしてそういうふうに求人出してると思う?」
私「(出してるお店があるもなにもあんたそういう求人広告だったでしょうが!)幅広い人に応募してもらいたいからですかね?」
面「それもあるけど、一番はその娘自身にお客がついてるって場合なんだよね。で、そうなるにはどうしたら良いかって言うと、週4~5で入って、営業して、同伴とかアフターとかして固定客をつけないと。」
おいおいおいおい!
「営業なし!連絡先交換とか面倒なことはありません!」って求人打っといてそういうのかよ!
とは思いつつ話だけは聞いていく。
面「太客とエッチできる?」とかも聞いてきましたね。
私「同伴アフターはともかく寝るのはちょっと……」
面「今の短時間で営業とかもしたくないってことだったら、いわゆる『サロン』とか『ヘルス』とかってタイプのお店で働いたほうが良いと思うよ」
ちょいまてそれ接頭語として「ピンク」とか「ファッション」とかつくタイプの奴だろ!
流石に断固拒否だよ。
田舎から毎日通学してるって言ったせいか、「ここまで来てこの体験入店のために何も予定いれてないんでしょ?だったら何もしないで帰るよりもさ。」みたいな勧誘もされました。
あと、「この業界で何百人って女の子見てるけど~」「ヘルスとかって5人に1人は学生」とか面接官氏への信用をあげ、ハードルを下げて勧誘するタイプの言葉をいただく。
「雇ってる女の子に稼がせてあげるのが仕事だからさ」とか言ってたけどそんなんで騙される馬鹿いないでしょ、と思いつつ。
「うーん、決心つかないんで今日はやめときます~」と濁して帰ることにした。
結論:求人広告大嘘。釣り乙。
釣られた私乙、でもあるけど、面接の時におごってもらったコーヒー代で定期券外の交通費分は元がとれたし、面白いネタと地雷広告の見抜き方が分かったしで完全に得してしまった。
以下、私が今回学んだこと。
・HPのないガールズバーの求人は怪しい。
・有名アルバイトサイトだと思っていても釣り広告はある。
・特に他の店と見比べて、コピペみたいな文章のところは怪しい。
・明らかに怪しい「時給5000~」とかでなくても、時給2000円代でこんなことがあるので程度の問題ではない。
・メールがちゃんとしてないところも怪しい。
対処法として、
「HPの有無を確認」「電話番号でネット検索する」「グーグルマップで実在の住所か確認」
あたりをするべきかな、と思いました。
何か他に対処法とか見抜く方法とかあったら教えて欲しいです。
コメントください。
以上!